N-VAN(エヌバン)ユーザーの悩みの一つが後方の収納スペースでしょう。

純正のルーフインナーラックって工賃込みだと3〜4万円しますもんね・・。
そこで当記事では「総費用7000円前後で、誰でも簡単に自作できる収納棚の作り方」を解説します。
本当に安く簡単に作れるので、無理して純正品を買う必要はないかもしれません(笑)

【準備】板はホームセンターで調達。その他はほぼアマゾンでOK!!
【用意するもの】
- カラーアングル30型600ミリ。290円×2個で580円。
- コーナーパッチ30型4個入り。580円。
- ボルトナット6×12ミリ20本入り。290円。
- 突っ張り棒115センチ以上。300〜500円。*荷物の落下防止用。1本or2本は好みで。
- ミニスパナ(ミニモンキーレンチ)。ボルトナットを締めるのに使う。家にあるものでも良いがヘッドのサイズ調整ができる小さめのものを。
- 厚さ2センチ前後の木の板(サイズは121センチ×54〜59センチ)。4000〜5000円。
突っ張り棒は100均ショップのダイソーなどでも安く売ってますよね。
その他のアイテムはほとんどアマゾンで購入できます。
ベースとなる厚さ2センチほどの木の板はホームセンターにて。おそらくジャストサイズの板は売ってないので大きめの板を買い、希望のサイズに切ってもらうことになります。
ただ、板以外のアイテムをまずは先に揃えましょう。
この動画↓でもわかる通り、板は最後に土台へ乗せるだけです。つまり、最初に土台作りをすませてからの方が板の正確なサイズがわかりやすいです。
【作り方】作業時間はたった5分。ボルトナットを締めるだけ。
動画を見れば作り方はほぼわかりますが、ここでは各工程の補足も書き添えておきます。
N-VANの車内後部の壁には黒いボタンのようなキャップがズラリと並んでいます。このキャップを外すとM6ユーティリティナットという6ミリ径のネジ穴が出現。希望の高さのキャップを左右で合計4個外してネジ穴を露出させましょう。 ちなみに私は一番上のネジ穴を使いました。今回のような荷物棚は上方に作り、同じ材料を使って下方にはテーブルも作る、なんてこともできます。
反対側も同じようにボルトナットを仮止めしたら、それぞれのナットをモンキーレンチを使ってしっかりと締めていきます。ボルトナットが意外と回しづらいのでできるだけ小さめのレンチを使うと良いです。
コーナーパッチ、アングル、ボルトナットを使って同じ土台を対岸(反対側)にも作りましょう。両側の土台ができたらメジャーを使って必要な棚板の寸法を測ります。
で、ホームセンターなどでそのサイズの板を購入したら土台の上に乗せましょう。
この製作時の板は、渡し(左右)121センチ×奥行き54センチでした。ボルトナットの出っ張りを考慮して奥行きを短めにとりましたがこれが失敗。アングルが60センチなのでほぼピッタリの58〜59センチにしておけば良かったかもです。
とはいえ、それすらあくまで参考値。必ず実際にご自身でサイズチェックして下さい。
いわゆる荷物が落ちないようにする手すりの役割。私は手前に1本だけセットしていますが、後方にもう1本入れてもいいでしょう。前後に手すりがあれば着替えや小物を入れるカラーボックスなどを乗せた際も固定させやすいですね。
ポイント
アレンジは自由自在。柔軟に楽しんで!
たとえば、棚板の奥行きが足りなくても空いた隙間に合うサイズのゴムなどを差し込めば板を安定させることはできます。また、荷物を乗せずに走行する際は棚板を外してしまえばガタガタと不快な音もしませんし安全的にも良いですね。走行中の棚上にはあまり重いものは置かず、寝袋やマットといった軽くてやわらかめの荷物を中心に積めば落下時の危険も和らぐでしょう。
【まとめ】さらば純正のルーフインナーラック。ただし自作は自己責任で!
N-VANを買ったばかりの頃は、3〜4万もする純正品のルーフインナーラックを買うべきか否かで悩んでたのがアホらしいぐらい7000円の自作棚のコスパに感動してます。
とはいえ、自作には多少のリスクがつきもの。
- 壁面に少なからず傷がつくかもしれない。
- 荷物落下による被害がどのようなものになるか完璧には予測不可。
- 購入した物品のサイズが合わない、不良品だった。etc。
いずれにせよ自作は全て自己責任です。
常にご自身の判断にてDIYをお楽しみ下さい!